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6×8 と 8×6 のネタ
ネトゲ全く関係ないけれど、どうでもいい話をするブログは此処しか無いので許してねてへ
http://getnews.jp/archives/162166
で、以前どっちでもいいだろ何で逆にしたらいけないんだよボケが
哲学か論理学やってんのかとか騒いでましたが
きっかけがあって
小学校二年生以降の教科書を追いながら長年小学校の先生をやってる方と長い時間話をしてみました。
その結果まぁ自分の中で、式がバツになるのは納得しました。答えまでバツになるのは教師の質。
掻い摘んで話していくと
まず大前提として教科書はレベル的にはあまりできない子に合わせた教え方をしている事です。
小学二年生のこの段階ではまず足し算からの延長で掛け算を習います。
例えばみかんが6個ずつのっている皿が4皿ある絵があったら
足し算しか武器のない子は当然 6+6+6+6 で答えを出すと。
でまあ大人なら多分6*4だと思います。
別に4*6でも同じですが、まぁ多分6*4って考えるでしょう。
自分の年齢となってはどっちでもいい事なんですが、
この段階では足し算からの流れを大切にしつつ掛け算の順序を意識した学習をしているようで
文章題では「一つ分の数」×「いくつ分」を意識した式の組み立てをひたすらやるようです。
この段階でかけ算の順番は逆でも答えは同じだしーといった考え方はまだ教えられていません。
(九九やってれば自然と分かることですがあくまでレベルは下に合わせてあるようなので)
一緒に教えればいいだろって感じですが、この後に割り算がでてきます。
割り算では逆にすると答えが変わってくるので
「一つ分の数」×「いくつ分」をここで徹底的に意識させるようです。
小学二年生のテストはこの段階でテストが行われるわけです。
あくまでこの時点での文章題は
「一つ分の数」×「いくつ分」という順序を徹底できているかを確認するテストです。
だからこの教えられた決まりに沿っていない式というのは
テストの目的からはずれてしまうのでバツになる事もあるようです。
ですが、テスト用紙には指導要領等にある目的は書かれませんし、
文章題の式を書く欄に単位を書く欄もありません。
なので本来ならば子供がどんな考え方をしているかは、
バツになった子に直接質問したり等してフォローする必要があると思います。
そうしないと変な誤解や混乱を招く事になりかねないんじゃないかなーと自分も思います。
しかし先生によっては1~6年生までしっかりと受け持った事のない人もいますし、
この辺の流れを把握していない人も多いようです。
つまり、何故これをバツにするのかしっかりと理解と説明ができていない先生も多いという事です。
なので目的に沿ったフォローは入れられないと。
そしてさらに問題なのは
そんな先生に親が 「何故逆にするとバツなんですか?」 と質問した場合
「かけ算の式は「一つ分の数」×「いくつ分」の順に書く約束になっているんです」 と返ってきてしまいます。
こんな回答が返ってきたら大人が ハァ?何言ってんだふざけんなハゲが!!と感じても無理は無いと思います。
先生自身も掛け算を逆にしようが答えが変わらない事は絶対分かっているにも関わらず
こんな謎回答をせざるを得なくなっているのが変な話ですが(笑
親としても実のところ掛け算の決まりに関しての回答を求める意図で質問はしていないと思うので
上に書いた学んでいく段階ごとの目的を明確に伝えればある程度理解はしてもらえるんじゃないのかなーと。
てことで式がバツなのは許容できるようになりましたし、
答えをバツにするかどうか等に関しては先生ごとの質が案外表れてしまっていて面白いなーと思いました。
小学校ではこんな事を教わるのか!数学ではうんたらーとお怒りの方もいますが、
これはあくまで小学二年生のこの段階までの話で流れとしてはこの後にどっちでもいいんだよと教わるようです。
思い返してみると小学校で習った事って今思うと最初から教えろよって感じでわざわざ遠回りした事も多かったなーと。
読み返すことも無く長々と書いたのでちょっと雑な文章ですが
まぁ自己解決はしました。
おしまーい
2012/01/14 (Sat.) Trackback() Comment(1) 日記
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納得!
しょこら 2012/01/14 (Sat.) 16:07 edit